2022年4月23日発生した知床遊覧船の沈没事故。
未だに行方不明者の捜索が続いています。
また、観光船のカズワン-kazuⅠは、昨年にも同じ事故を起こしていることが分かっており事故の責任をとるであろう社長が注目されていますね。。
そこで今回は、
- 知床遊覧船の社長は誰?
- 桂田精一氏はどんな人物?
- 桂田精一氏の意外な一面
という内容でお届けいたします。
目次
知床遊覧船(しれとこ村)社長は桂田精一
北海道知床半島で起きた遊覧船沈没事故。
今回事故が起きたKAZUⅠ(カズワン)は、定員65名でトイレもついている船舶のようです。
画像引用:知床遊覧船HP
KAZUⅠを所有するのは、
という会社。
運営会社までは公式ホームページで分かりましたが、社長の名前は記載ありませんでした。
さらに調査してみると、(有)知床遊覧船を経営するのは、
であることが分かりました。
「知床遊覧船」を運営する有限会社しれとこ村(所在地:北海道斜里郡斜里町、代表取締役社長:桂田 精一)は、THE KIMUN-KAMUY(ザ・キムンカムイ)を2020年2月よりオープンいたしました。
引用:@Press
要するに、「知床遊覧船」は、「(有)しれとこ村」の会社内にあるということで、しれとこ村の社長が桂田精一氏というわけです。
しれとこ村は、主にホテル業を営んでおり、遊覧船の事業もされているようですね。
- ホテル 地の涯(ちのはて)
- 世界自然遺産の宿 しれとこ村
- 国民宿舎 桂田
- shiretoko HOTEL hanare
- 流氷と温泉の宿 海に桂田
- 知床遊覧船
- THE KIMUN-KAMUY(ザ・キムンカムイ)
かなり広い事業展開をしているようですね。
遊覧船は、多くの事業の1つだったようです。
【顔画像】カズワン桂田精一社長は元陶芸家で経営素人だった!
こちらが、知床遊覧船の社長・桂田精一氏の顔画像になります。
知床遊覧船の社長
早く謝罪をして#桂田精一 pic.twitter.com/8MhimdqMaa— スイスポおぢさん (@hetare_sakezuki) April 25, 2022
また、桂田精一氏は以下の様な人物だったという証言が次々に関係者から上がってきているようです。
- 経営ド素人
- 荒々しい経営者
- お金にだらしない人
順番にご説明します。
特徴①社長は経営ド素人だった
事業内容を見ると、桂田精一氏は、遊覧船だけでなく広い分野で事業を展開されかなりやり手な経営社長という印象。
しかし、実は社長になる前の職業は、
陶芸家
だった様なのです。
陶芸家としては、有名百貨店で個展を開くほどの腕前なのだそうですが、経営に関しては右も左も分からないド素人なんだとか・・・
そのため、桂田精一氏は、経営コンサルタントとして有名な「株式会社武蔵野」代表取締役社長の小山昇氏からコンサルを受けていたようです。
▼コンサルを手がけた小山氏▼
2017年夏、私は妻と世界遺産の知床に行きました。
宿泊は、経営サポート会員でもある有限会社しれとこ村(北海道、旅館業)。
いい宿ですが、桂田精一社長は有名百貨店で個展を行うほどの元陶芸家で、突然ホテル経営を任され、右も左もわからないド素人。
運よく何もわからないから、小山にアドバイスされたことは「はい」「YES」「喜んで」ですぐ実行した。
知床観光船が売り出されたとき、私は、「値切ってはダメ!言い値で買いなさい」と指導した。
引用:BIGLOBEニュース
その他にも、小山氏は桂田氏に都度経営のアドバイスを行っていたのだそう。
- 世界遺産のなかにあるホテルが売り出されたときも、「買いなさい。自然に溶け込む外壁にしなさい」と指示
- 当時の旅館の名前「国民宿舎桂田」を「夕映えの宿」と知床らしい名前に変えるべきとアドバイス
- 知床の冬は寒すぎて客数が減るため、寒さを逆手に取って、外にテントを張ってマイナス20度の世界を体験できるプランを販売すればいいと提案
- ハイボールも、普通の氷の代わりに氷柱(自然の氷柱は保健所が許可しないので人工でつくった氷柱)を使えば倍の値段で売れると提案
一から十まで手取り足取り経営について教えてもらっていたって感じでしょうか・・
特徴②荒々しい経営者
2022年4月25日のグッドモーニングの報道によると、
ことが判明しています。
運航会社を知る人物によりますと、2、3年前に社長が代わり、そのタイミングで従業員を一斉に解雇したというのです。
運航会社を知る人物:「(Q.船の会社とは、そういうもの?)ありえないでしょ。経験者は残し、何人か解雇して、補強するというのが普通。全員解雇してということは、会社が困るとかかかわらず、安く使いたかったということ。この事故は、あるべくしてあったよ」
引用:yahooニュース
ベテラン従業員を解雇したのは、人件費を削除するためだったのでしょうか・・
事故が起こった当初、正社員として働いたのはKAZUⅠ船長の豊田徳幸氏のみだったそうです。
特徴③お金にだらしない人
元KAZUⅠ船長がインタビューで以下の事を話されていました。
- 今の知床遊覧船の社長は船のことも海のことも知らない人であり、お金にだらしない印象。おととしくらいから経営が上手くいかず「お金がない」と話していた
- 経営は厳しく「銀行からお金が借りられない」と言っていた
- 2021年6月に座礁事故を起こしていたが、修理の際にみたときに船の亜鉛版をおととしのままで変えていなかった(亜鉛版は船体が腐食するのを防ぐために取り付けるもので毎年交換するのが常識
- 今回の事故が起きた知床コースはクマも見られ人気だが、社長が変わってから4月からやるようになった(以前は、時化る4~5月はやっていなかったが他社もやっていることも影響した)