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【徹底解説】マイナ保険証のデメリット5つとメリット9つ!実際の紐づけ方法もこれで完璧!

河野太郎デジタル相が、2024年秋に現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替えると発表しました。

マイナ保険証の普及率を上げるため、政府は情報発信を促進している一方で、

まだまだ、マイナ保険証の認知度とマイナ保険証が利用できる設備が整備されていない中、国民の不安はぬぐえていません。

そこで、この記事では、基本的なマイナ保険証を知っていただくため、

  • マイナ保険証とは?申請後も保険証は使える?
  • 【徹底解説】マイナ保険証のデメリット5つとメリット9つはこれ!
  • 【徹底解説】マイナンバーカードと保険証の紐づけ方法もこれで完璧!

について、解説していきます。

目次

マイナ保険証とは?申請後も保険証は使える?

マイナ保険証とはどんなサービスなのでしょうか。

そして、マイナ保険証を申請しても、元々持っていた保険証はそのまま使えるのでしょうか?

マイナ保険証とは?

令和3年10月20日(水)から、マイナ保険証のサービスが開始されています。

これは、医療機関や薬局の窓口で、マイナンバーカードが健康保険証として使えるようになるサービスです。

そもそもマイナンバーカード(個人番号カード)は、顔写真付きのICカードで、本人確認書類としての利用やオンラインでの確定申告(e-Tax)などにも利用できるカードです。

そのマイナンバーカードを健康保険証として利用することが出来るのが、マイナ保険証です。

マイナ保険証とは
マイナンバーカードを健康保険証として利用すること。
マイナンバーカードの個人認証機能を活用することで、業務負担の大きいと言われる医療機関や薬局の窓口で「健康保険証」として利用できるようにするものです。

▼厚生労働省HPにある紹介ムービーです。

申請後も保険証は使える?

マイナンバーカードの健康保険証利用は始まりましたが、今までどおり健康保険証は発行されます。

よって、

現時点では、健康保険証が使えなくなることはありません。

しかし、マイナ保険証が義務化されると、健康保険証は使えなくなります。

マイナ保険証の義務化は、2024年(令和6年)秋と公表されています。

河野デジタル相に「マイナ保険証」への懸念寄せられる
河野太郎デジタル相は14日の閣議後会見で、令和6年秋に健康保険証をマイナンバーカードと一体化させた「マイナ保険証」へ移行し、現行の健康保険証を廃止するとの目標を公表後から、河野氏自身に「懸念が寄せられている」と明らかにした。
引用:https://www.sankei.com/article/20221014-BEXSKUSGDFNA3CEYXUURSOG7CU/

マイナ保険証が利用できるのは、マイナンバーカードに対応したカードリーダーの導入が済んだ医療機関や薬局が対象です。

対象の医療機関・薬局は、このようなステッカー・ポスターが院内に貼ってあります。

しかし、マイナンバーカードに対応したカードリーダーの導入が済んでいない医療機関や薬局では、マイナ保険証は使えません。

よって、マイナ保険証とは別に、元々所持していた保険証も持参する必要があります。

ご自身がかかられる医療機関や薬局で、マイナンバーカードに対応したカードリーダーの導入が済んでいるかどうかを事前に確認しておく必要があります。

マイナ保険証が利用できるかどうかは、ご自身がかかられる医療機関や薬局に直接連絡して聞くか、自治体ホームページで確認することが出来ます。

【徹底解説】マイナ保険証のデメリット5つとメリット9つはこれ!

マイナ保険証が導入されることによって、私たちの生活がどのように変わるのでしょうか?

「メリットは?」「デメリットは?」と心配される方も多いのではないでしょうか?

それでは、マイナ保険証を使う利用者側のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

マイナ保険証のメリット9つ

① 複数持ち歩かなくてよい

現在は、病院などに行く際には、診察券・保険証・お薬手帳などが必要でした。

そこで、マイナ保険証を利用することで、これらが全て「マイナ保険証」に一本化されます。

よって、持ち歩くものが減るので道中失う心配もなく、持っていくのを忘れて困ることもありません。

また、単純に枚数が減って、お財布の中もすっきりしそうですね。

② 顔認証で受付が自動化

マイナ保険証は、顔認証付きのカードリーダーを使うと、受付が自動化されます。

コロナ禍の中で「保険証の提示のために受付窓口に行かなければいけない」、「できるだけ人との接触も避けたい」と思われたことはありませんか?

マイナ保険証で、受付が自動化されるため、病院へ治しに行って、逆にうつされるということもなくなりますね。

③ 就職・転職・引越をしても更新不要

マイナ保険証は、就職・転職・引越をしても健康保険証として継続して使えます。

また、随時情報が更新されるので、面倒で時間がかかる更新が不要になります。

現在は、就職・転職・引越しなどで保険証の変更手続きが必要だったので、かなり手間が省けますね。

④ 特定健診情報や診療・薬剤情報・医療費が見られる

マイナ保険証は、患者の同意があれば、特定の検診情報や受診内容、処方薬、医療費などを、自動で連携して、マイナポータルで確認することができます。

よって、ご自身が病院からどのような処方を受けているのかを随時確認することが出来るので、診てもらう医療機関が変わっても適切に処置してもらえます。

⑤ 過去の健診結果を見られる

マイナ保険証は、過去の薬や特定健診等のデータが自動で登録・連携されるようになっています。

よって、医療機関を変えると、患者の記憶に基づく聞き取りやお薬手帳での確認作業が必要となっていましたが、自分で説明する必要がなくなり正確性が上がります。

また、今までの医療情報がマイナポータルで確認できるので、過去にどんな薬が処方されたか、自分の体に関係する情報を、病院に行かなくてもいつでもどこでも確認できます。

⑥ 確定申告の医療費控除が簡単

マイナ保険証を利用すると、マイナポータルで確定申告の医療費控除が簡単にできます。

そもそも、医療費控除というのは、1年間に支払った医療費が家族合算で10万円を超えると、所得税を一部返してくれる制度です。

ただ、対象は10万円(総所得200万円未満の人は所得の5%)を超えた部分のみ。

医療機関などで支払った領収証を管理したり、健康保険組合等の自分が加入する公的医療保険の保険者が送ってくれる「医療費通知(医療費のお知らせ)」に載っていない情報をチェックしたりと作業の負担が大きいです。

そこで、マイナ保険証を利用することで、自分で医療費の領収書を管理しなくても、 マイナポータル上で医療機関・薬局の窓口で支払った公的医療保険に係る医療費の情報を自動的に管理できます。

その情報をマイナポータルからe-Taxに連携できるので、医療費の管理から確定申告までパソコン上で完了できます。

⑦ 窓口への書類の持参が不要

マイナ保険証を利用することで、窓口への書類の持参が不要になります。

今までは、

  • 保険者証類(健康保険被保険者証/国民健康保険被保険者証/高齢受給者証等)
  • 被保険者資格証明書
  • 限度額適用認定証/限度額適用・標準負担額減額認定証
  • 特定疾病療養受療証

などが必要となっていましたが、今後は持参不要になります。

⑧ 限度額以上の一時支払いの手続きが不要

日本では、「高額療養費制度」があり、同じ月に高額な医療費の自己負担が必要となった際に、事前に「限度額適用認定証」の発行を受ければ、医療機関窓口に提示することで限度額を超える支払いが免除されます。

しかし、急に入院や手術が必要となった場合、高額な窓口での一時負担をしなければならず、一時的な建て替えに困る消費者の声が多く上がっていました。

そんな時、マイナ保険証を利用することで「限度額適用認定証」がなくても、限度額を超える支払いが免除されるため、一時的に高額な医療費を負担する必要がなくなるわけですね。

やり方は、医療機関の窓口にある顔認証付きカードリーダーでマイナンバーカードを読み取り、「保険者番号 」「被保険者証記号・番号」などの情報提供に同意するだけです。

保険証を使って受診する場合には、受付で同様に情報提供に同意する旨を口頭で伝えるだけですのでとっても簡単ですね。

⑨ 従来の保険証より悪用されにくい

マイナ保険証には、自身の顔写真があるので、不正利用されるのを防ぎます。

保険証という重要なカードでありながら、免許証やパスポートと違って顔証明が出来なかったので、マイナ保険証を利用すると安心ですね。

 

このようにマイナ保険証を利用することで、複雑な手続きを簡素化し、情報共有を円滑に行うことが出来るようになります。

にもかかわらず、なぜ未だにマイナ保険証の普及率は、22年4月1日の時点でも43.3%と伸び悩んでいるのでしょうか。

それでは、マイナ保険証に切り替えない方が考えるマイナ保険証のデメリットとは何でしょうか。

マイナ保険証のデメリット5つ!

①紛失・個人情報漏洩のリスク

マイナ保険証に情報が集約されるのは便利な面もありますが、紛失した時の「個人情報の漏洩リスク」が大きいです。

健康保険証でも個人情報の漏洩リスクはありますが、マイナ保険証と比較しても情報が増えていることから、より管理を徹底する必要があります。

落語家 立川志らくさんも「ひるおび」でコメントされています。

例えば孤独なご高齢の方は、保険証が“命”じゃないですか。手続きも誰かに手伝ってもらわないとできない場合もある。そういった問題もあるし、マイナンバーカードを作って失くしたときに、保険証が廃止されたら自分をどうやって証明するのか。免許証持ってない、あるいはパスポートが切れていた場合はどうすればいいのか。

引用:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/177931?page=2

ご高齢の方への配慮は、次項にも当てはまりますね。

②更新手続きが必要

マイナンバーカードと紐づけることで、発行日時点の年齢が20歳以上の人の更新手続きは、発行日から10年、暗証番号は5年更新する必要があります。

日々多忙な方やご高齢の方は、頻繁に役所に行くこともできず、オンラインで更新手続きをするのも難しいといった場合、更新手続きが大きなハードルになります。

そして、急遽カードが必要となった時に利用できない。確認に時間がかかり処置が遅れる。といった恐れがあります。

③現時点ですべての医療機関や薬局が対応しているわけではない

全国の病院や薬局で使えるようになるのは2023年3月です。

よって、マイナ保険証のメリットを感じられるのはずいぶん先の話になります。

「オンライン資格確認」機能の予定は次のとおりとなっています。

  • 2021年10月から一部の医療機関で適用開始
  • 2023年3月から全ての医療機関で適用

医療機関側も、事務処理が効率的になるという反面、導入費用や手間などを考えると、
カードを利用できる医療機関や薬局はわずか約19%のようです。(2022年5月時点)

今後、導入する病院・薬局が増えていくことで、この点は改善するかもしれませんが、定着するまではしばらく時間が掛かりそうです。

④追加の医療費が生じる

2022年4月から、マイナ保険証を医療機関で使用した場合、

医療費が3割負担の患者の場合、初診時に21円、再診時に12円、調剤に9円の追加負担が発生していました。

また通常の健康保険証を利用した場合でも、9円の追加負担が生じていました。

しかし、2022年8月9日の報道では、

厚生労働省は「マイナ保険証」を提示した患者の窓口負担最大21円の上乗せ分を「半額以下に引き下げる

さらに、通常の保険証を利用した場合の負担は「引き上げる

という方針を決定しました。

今後は、マイナ保険証を利用した方が割安になるように制度を変えていく方向で進んでいくと期待します。

⑤マイナンバーカード機能のスマホ搭載の対応時期が未定

マイナンバーカード機能がスマホに搭載されても、すぐには健康保険証として利用できません。

2022年から、Androidを先行でマイナンバーカード機能がスマートフォンに搭載されますが、iPhoneは2023年5月11日にはまだ対応しません。

よって、マイナンバーカード機能がスマホに搭載されるまで、引き続きマイナンバーカードを持ち歩く必要があります。

このように、1枚のカードに情報が集約されるなど、メリットとなる反面、デメリットにもなることが分かります。

このデメリットを理解し、解決策を見出した上で、生活をもっと豊かにする政策を推進していってほしいですね。

【徹底解説】マイナンバーカードと保険証の紐づけ方法もこれで完璧!

それでは、どのようにしてマイナンバーカードと保険証を紐づけるのでしょうか。

マイナポータルから申し込みする方法を解説していきます。

事前準備

申込者のマイナンバーカード

申込者のマイナンバーカードを準備してください。

数字4桁の暗証番号(パスワード)

数字4桁の暗証番号(パスワード)を準備してください。

不明の方は、こちらを参考にしてください。

URL:https://faq.myna.go.jp/faq/show/2355?category_id=13&site_domain=default

③マイナンバーカード読取対応のスマートフォン(または、パソコン+ICカードリーダ)

マイナンバーカード読取対応のスマートフォンまたは、パソコンと、読み取るためのICカードリーダを準備してください。

対応しているスマートフォンの機種を事前に確認しておくことをお勧めします。
https://faq.myna.go.jp/faq/show/2587?category_id=10&site_domain=default

対応しているOS・ブラウザを事前に確認しておくことをお勧めします。
https://img.myna.go.jp/html/dousakankyou.html

④利用するブラウザ用のマイナポータルアプリのインストール

マイナポータルアプリをインストールする媒体を決めてください。

パソコン、iOS、Androidを選択して、以下のURLよりアプリをインストールしてください。

  • パソコン版https://myna.go.jp/SCK0101_03_001/SCK0101_03_001_Reload.form#versionup
  • iOS版
    https://apps.apple.com/jp/app/id1476359069?mt=8
  • Android版
    https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.cas.mpa&hl=ja

アプリのインストール手順は、こちらをご確認ください。
https://myna.go.jp/SCK0101_03_001/SCK0101_03_001_Reload.form

マイナ保険証の利用申し込み手順

マイナ保険証の利用申し込みの手順を3つご紹介します。

  1. パソコンから申し込む場合
  2. スマートフォンから申し込む場合
  3. セブンイレブンのATMから申し込む場合

それでは、詳しく見ていきましょう。

パソコンから申し込む場合

1.「利用を申し込む」ボタンをクリックします。

マイナポータルサイト(https://myna.go.jp/html/hokenshoriyou_top.html)の上部に設置されている「利用を申し込む」ボタンをクリックします。

2.「同意して次へ進む」をクリックします。

「保険証利用登録画面>登録内容確認」が表示されるので、「同意して次へ進む」ボタンをクリックします。

3.「ICカードリーダー」をPCに接続し、「マイナンバーカード」をセットします。

4.「申し込む」をクリックします。

「保険証利用登録画面>マイナンバーカード読取」が表示されるので「申し込む」ボタンをクリックします。

5.数字4桁の暗証番号を入力し、「OK」ボタンをクリックします。

マイナンバーカードを市区町村の窓口で受け取った際に利用者自身が設定した数字4桁の暗証番号(パスワード)を入力してください。
入力後は、「OK」ボタンをクリックしてください。

※3回連続してパスワードを間違うと、ロックがかかるので注意してください。
※ロックを解除するには、役所へ行って手続きする必要があります。

6.申し込み完了です。

申し込み手続きは完了です。
申し込み状況を確認しましょう。

スマートフォンから申し込む場合

1.「申し込む」ボタンを押します。

スマホのホーム画面から、インストールしたマイナポータルを開きます。
「健康保険証利用申込」をタップして、申し込みのページを開きます。

2.「同意して次へ進む」を押します。

「保険証利用登録画面>登録内容確認」が表示されるので、「同意して次へ進む」ボタンをクリックします。

3.「申し込む」を押します。

「保険証利用登録画面>マイナンバーカード読取」が表示されるので「申し込む」ボタンをクリックします。

4.数字4桁の暗証番号を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。

マイナンバーカードを市区町村の窓口で受け取った際に利用者自身が設定した数字4桁の暗証番号(パスワード)を入力してください。

入力後は、「OK」ボタンをクリックしてください。

※3回連続してパスワードを間違うと、ロックがかかるので注意してください。
※ロックを解除するには、役所へ行って手続きする必要があります。

5.申し込み完了です。

申し込み手続きは完了です。
申し込み状況を確認しましょう。

セブン銀行ATMから申し込む場合

利用の申込みには、マイナンバーカードと利用者証明用パスワード(4桁)が必要です。

※ATMの操作に健康保険証は不要です。

1.ATM画面「マイナンバーカードでの手続き」ボタンを押してください。

2.「健康保険証利用の申込み」ボタンを押してください。

3.画面の案内に従って操作してください。

以上です。

動画での解説は、こちらをご覧ください。

https://youtu.be/ZKpNNVo64pQ

以上、「パソコンから」「スマートフォンから」「セブンイレブンのATMから」マイナ保険証を申し込む方法をご紹介しました。

マイナポイント第2弾のポイントもらう


マイナンバーカード取得者を対象とした「マイナポイント第2弾」が、

2022年1月1日~2023年2月28日の間

で実施されています。

これは、キャッシュレス決済の買い物などに使える最大2万円分のポイントがもらえるというものです。

内訳

  • カード新規取得で最大5千円分
  • カードに保険証機能を加える「マイナ保険証」登録で7500円分
  • 公的給付金の受取口座登録で7500円分

※ただし、12月末までにマイナンバーカード交付申請する必要があります。

※ポイント申込期限は2023年2月末までとなっています。

※第1弾でマイナポイントをもらった人も第2弾の対象となります。

※第1弾でマイナポイントの申し込みをしていない人に対するポイント(最大5千円分)に加えて(2)(3)それぞれ7500円分のマイナポイントを受け取ることができます。

その他にも、登録に際しての疑問が多く寄せられているので、
「マイナポータル」サイトのよくあるご質問で検索してみてください。

https://faq.myna.go.jp/category/show/107?site_domain=default

まとめ

今回は、マイナ保険証のデメリット5つとメリット9つと、実際の紐づけ方法を解説しました。

マイナ保険証に変えようとしたけれど、やり方が分からなかった方、変えたくなかった方、変えたけれど利用価値が分からなかった方など、たくさんの方のお役に立つ情報になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。