力なき(かへる) 力なき蝦

骨なき蚯蚓(みみず) 骨なき蚯蚓

催馬楽

催馬楽は八世紀ごろ歌曲として唱われた民謡。外来音楽である雅楽の曲調によって在来の民謡を編曲し、貴紳が愛誦した。ひなびたものや好色的なものも含まれて興味深い。童謡と思われるものも二、三あり、右もそのひとつ。子どもがカエルとミミズに向かって「やあいやあい、弱虫ガエル、骨なしミミズ」とはやしているようでもあるし、そうではなくカエルとミミズが、互いに口げんかしているようでもある。