レポート

展示替えをはさんで、約5ヶ月にわたって開催した「Works of VISUAL WORKS」。「デジタルアートの最先端」というサブタイルと通り、デジタルアートの分野で最先端をいく、彼らヴィジュアルワークスの仕事の全貌を紹介する展覧会となりました。
ヴィジュアルワークスが制作したゲームの人気キャラクターのフィギュアやスクリーン、そして印象的な台詞の文字造型を展示するなか、それでもメインとなるのはCG映像の制作工程。たくさんのこだわりと、細かな作業を積み重ねて、ようやくあの美しい映像が作られていることを伝えることができたと思います。制作における重要な技術のひとつ、モーションキャプチャーの設備の再現は人気の展示となり、複数回設けた体験日には、多くの参加者が興味深くスタッフの話に耳を傾けたり、実際にカメラを持って最新の技術を体感していました。
また、展示だけでは伝えきれない、仕事上の工夫や苦労、喜びや楽しさは、講演会や座談会で知ることができました。イベント参加者は、将来デジタルアートの分野で仕事をしたい、さらにヴィジュアルワークスで働いてみたいという若い世代の方々が多く、夢の実現に向けて多いに参考になったのではないかと思います。
静岡でこういった展示が見られるとは思わなかったという、地元の方々の声も少なくなく、地方ながらこういった展示・発信ができたことは、当館としても良い経験になりました。これからも、新たな表現分野や、意外性のある展示に果敢にチャレンジしていきたいと思います。ご期待ください。