レポート

 大岡信氏は1979年1月25日より「朝日新聞」紙上で、「折々のうた」の連載を始めます。この連載は、2007年3月31日の終了まで、足かけ29年間、6762回を数えました。大岡信氏は、この長期にわたる連載について、日本の文芸についてのアンソロジーを作るという意識ではなく、時代を超えた「連句」「連詩」を編むことを念頭に置いて毎日の選をしていた、と述べています。第4期は大岡信によることばの織物である「折々のうた」を中心に、文芸資料を展示します。また、「青年に」「はる なつ あき ふゆ」などの十篇の詩を、空間と拮抗させるべく試みた展示を行います。併せて、大岡氏の美術家との交友により手元に所蔵された美術作品から、作家名「な」から「わ」までの方の作品もご覧いただきます。

<展覧会アルバム>