レポート

――さわることは見ることか
――さわることは知ることか

 大岡信に「さわる」という詩があります。花にさわる。光にさわる。空にさわる。
女性のはるかな曲線にさわる。さわることの不安にさわる。すべてにさわる……。
さわることをおぼえて、いのちにめざめたことを知る。
 さわることは観念を超えて世界と感応すること。それはこの詩人の方法であり、深層に息づく感覚でもあります。
 今企画では、「見ることは さわること? 展」と題して、音と映像が融合する空間に、「さわる」をはじめ数編の大岡信の詩をかかげ、この詩人のことばと感性の核心に迫ります。ことばを体感する創造的な空間の試みをお楽しみください。

<展覧会動画>

<展覧会アルバム>