レポート

 2014年8月10日、夏休みのワークショップとして『ダンボールでボックスアート!』を開催した。小学校1年生から6年生の18名が参加し、空き箱の中にダンボールの素材を使って様々な世界を作った。講師は大岡信ことば館の展示物制作を務める岩本稔子さん。

 子どもたちは制作にかかる前に大岡信ことば館1階で岩本さんたちが手がけたことばの造形展示を鑑賞。教科書で見たことのある大岡信さんの詩が、壁面に浮かび上がっているのを興味深く鑑賞した。

 制作会場では、まずダンボールの特徴を学んだ。子どもたちはダンボール紙を水に浸し、糊の溶けた紙を1枚ずつはがす作業に挑戦。1枚のダンボール板が幾層かの平らな紙と波状の紙の重なりからできていることを知った。

 制作では、ダンボールの層をはがしたときに現れる波模様やダンボールに元々ついている色や絵柄といったダンボールならではの素材の特徴を活かして、お菓子などの空き箱の中に生き物や乗り物などを作りこんだ。

 最後に出来上がった作品に名前をつけ、参加者全員で鑑賞会をした。同じダンボール素材から色々な作品ができていることに驚いていた。次はこんなものを作りたいと余ったダンボールや空き箱を両手にかかえて持ち帰った子もいた。

 

 

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講師紹介

岩本 稔子 いわもと としこ 

1955年、千葉県生まれ。東京芸術大学工芸科陶芸専攻卒業、同大学院修了。作陶しながら陶芸教室の講師を行う。グループ展、個展、多数。伊豆の国市内の小学校で絵本の読み聞かせや、ダンボールで制作した人形劇を行う。2009年より「大岡信ことば館」で展示制作に携わる。特技は、ダンボール、発砲スチロール、紙や布のきれはしなど、その場にあるもので、手遊びになんでも造形化してしまうこと。