レポート

2014年7月27日(日)、ふじのくに子ども芸術大学講座:身近な廃材が変身!「ものものいきもの」を開催した。小学校1年生から4年生の14名が参加し、ペットボトルやストロー、洗濯ばさみなどのプラスチック廃材を使っていきものを制作した。

まずは展示してある富田菜摘さんの作品を鑑賞。子どもたちは、壊れた自転車や楽器の部品など、思いもよらない材料が使われているのを発見していた。

制作にはグルーガンという道具を用いた。グルーガンは接着剤の元となる合成樹脂の棒を熱で溶かしながらプラスチック同士を接着するというもの。慣れない道具に苦労する子どももいたが、頭に思い描いたいきものを形にするため、工夫をこらして思い思いの作品を制作した。

講座の最後には自分が作ったいきものの名前や特徴を考え、発表。後日、できあがった作品の写真といきものの特徴をまとめ、『ものものいきもの図鑑』として子どもたちに贈った。

 

講師紹介

富田 菜摘 とみた なつみ

現代美術家。壊れた自転車や楽器、鍋にざる、使い終わった紅茶の缶々、古びた看板…廃材を使って、ゾウやカンガルー、カメレオンやオウムなど、表情豊かな生き物を作っているアーティスト。

多摩美術大学在学中の2007年にギャルリー東京ユマニテで初個展後、東京、名古屋、大阪などのギャラリーで個展を開催。浜田市世界こども美術館、妻有アー トトリエンナーレ、「高島屋美術水族館」など多くのグループショウで作品を発表。また、2009年にはシンガポールに滞在し現地で集めた素材で制作し、シ ンガポールや香港でも発表。その他にも金属廃材を使ったワークショップを行うなど多方面で活躍し、現在最も注目される若手作家のひとり。昨年は佐藤美術館 (東京・新宿)での個展で子供から大人まで多くの来場者を集め好評を博した。